
[期日]2008年12月のある5日間
[KSGG会員] 1名
[使用言語]英語
[KSGG会員] 1名
[使用言語]英語
横須賀市に住む会員は横浜の民生委員を通じ、同市に住む高齢のA夫人から横須賀市ボランティア団体に通訳依頼あり、この役を引き受けることになった。相手は横須賀市に住むA夫人の姉(B夫人)、彼女は米国人と結婚している。この夫婦がほぼ同じ時期にアルツハイマー型認知症を発症、妻は横須賀のある病院に入院中、年内にも介護施設に移る。そこで、米国から30年ぶりに帰国、見舞いに訪れる夫婦の娘(C夫人)とA夫人(C夫人は姪)の間の通訳が同会員の任務。同会員は内容が高度な個人情報を含み、通訳の立場として距離を置きつつも、不親切にならぬように気を遣った。それでも、5日目になると、日本事情についての相談を受けることがますます多くなり、円高進む中、有利な交換レートで、しかも簡単に交換できる場所を見つけられたことを喜ばれ、国際交流に少しは役立てたような気がしたという。C夫人によれば、前日、単独である都市銀行窓口でX万ドルの高額ドル紙幣を円貨交換の折、用紙に署名させられた上、指紋までとられ、まるで犯罪容疑者のように扱われたのを悔しがっており、同会員も粗い世相を実感。通訳内容は銀行口座や財産処分に関する司法書士事務所での打合せ、介護施設では入所手続きや契約書の説明、介護保険と健康保険についての手続、要介護レベル診断書の作成依頼、入所に要する費用計算と金額算出などに関する説明や会話、入所数日後の介護経過報告の通訳だった。年末の多用な時期に、この5日間の奉仕活動は同会員にとって、荷は重かったが、夫婦が互いに認識できなくなり、わが子さえ識別できなくなったA夫人の悲哀に、同会員は心からの同情を禁じ得ず、懸命に務めたと、語っていた。