Wednesday, February 29, 2012

「外国人観光客おもてなしセミナー」参加報告

[日時] 2月29日(水)13:30~15:30
[主催] 神奈川県横須賀三浦地域県政総合センター
[場所] 県横須賀合同庁舎5階 大会議室
[参加者] 約38名、内KSGG3名、オブザーバー1名

要旨:県政総合センター企画調整部長よりの開会挨拶のあと、講師のS氏(東京の旅館館主)が「地域で取り組む外国人観光客へのおもてなし」という演題のもと、東京谷中で昭和24年開業の和風旅館が昭和57年以降、どんなきっかけで外国人のお客を受け入れ始めたかという話から切り出された。3年目(昭和60年)から現在までの30年間、12部屋の客室稼働率を年平均90~95%に保っているその理由をご自身の実体験から詳しく話された。外国からの客人を家族の一員になったような気持ちにさせて平均3.28日の滞在を過ごしてもらうまでには種々苦労をされた。
 一番大きい問題と思っていた言葉はお客さまを思う心があれば何の障害にもならなかった。文化習慣の違いもお互いに学習し合って克服した、など等。氏はサービスとホスピタリティは違うと説かれた。サービスは主従関係のなかで従が主に仕えることだが、ホスピタリティは対等な関係のなかで気配りをすることと考える、と。しかし、自分は常に少しだけ自分を下においてお客様に接していると付け加えられた。更に、外国人に見せたいものと外国人が見たい(もしくは知りたいもの)の間にギャップがある、とのお話しも示唆に富むご指摘だった。このS氏とご家族があってこそ、毎日20人ほど、年間7,000人近い100ヶ国からの外国人客がまた来たいと思い、感謝と満足のことばを残して去るのも頷けるし、いたく感銘する。

Wednesday, February 22, 2012

建長寺での外国人向け座禅の会


[日時] 2月22日(水)13:30~15:45
[参加者] 米軍横須賀基地勤務者2名
[KSGG会員] 3名

 北鎌倉駅から歩くこと15分余、会話がはずむ中、目的地の建長寺に着く。早速、座禅の行われる方丈(龍王殿)に入る。先ず、座禅のすわり方を僧侶の方に教えて頂き、休憩をはさんで2回座禅を行った。3回目の座禅は、この方丈の部屋を囲む板敷の廊下を合掌しながら一周。途中に禅寺らしい、開山の蘭渓道隆作の方丈の庭園がある。そして“心”の字をあらわす池をみながら自然の美、禅宗の厳格さを目の当たりにして方丈に戻った。
 座禅で心静かになった後、別室でお抹茶をいただく。座禅やお抹茶のことは、ご住職や他の僧侶の方に流暢な英語で素晴らしい説明をしていただいた。この後、30分程、境内を散策しながら三門、柏槇、梵鐘、仏殿等を案内した。
 参加者のKさんが、鞄から御朱印帳をとりだし「これに印をおしてもらいたいです」という。4時には朱印所は閉まるはず。それに気が付き、社務所が閉まる3分前に行って事無きを得た。彼女はほっとした表情で胸をなでおろしていた。禅寺で身も心も爽やかになった我々は、駅までの帰り道、蝋梅のよい香り、早咲きの梅等を愛でながら心和やかに別れを告げた。

Sunday, February 12, 2012

AOTS(YKC)研修生鎌倉観光案内

[日時] 2月12日(日)10:00~15:40
[案内場所] 鶴岡八幡宮、長谷寺、高徳院(大仏)
[研修生参加数] 17名(ベトナム8名、中国9名)
[業務内容] 情報システム(以上ベトナム人研修生)、国の工業製品の認証、エネルギー政策研究、国の省エネを含む経済・社会発展の全般管理、市の経済と情報化の全般管理、省の経済・社会発展の全般管理他(以上中国人研修生)
[KSGG 会員] 12名 [オブザーバー] 1名
[使用言語] 英語、中国語、日本語

快晴の下、八幡宮へ。昼食後、八幡宮舞殿での結婚式を見、江の電で長谷駅へ。長谷寺、その後高徳院大仏前で集合写真撮影。ガイド後、和紙人形に喜ぶ研修生たちの感謝の挨拶があり、長谷駅で解散。スケジュール通りにガイド終了。
アジア経済を牽引する国々出身の研修生は前向き。しかし、真面目で公務員らしい中国人と、お茶目な3人の女性を含むシステムエンジニアのベトナム人の明るい雰囲気が対照的。高徳院の外で、会員と朗々と中国語の歌を歌う前者と、「ベトナム、ホーチミン」の二語のみの歌で会員と盛り上がった後者。『ご馳走』(DVD)をもらった男子研修生の「ベトナムに帰ったら皆で一緒に見ます」という言葉に会員も感動。お別れ前の挨拶で、可愛いベトナム人女性研修生は英語で一生懸命挨拶。中国人男性研修生は日本語で礼儀正しく挨拶。
 少人数のアットホームな雰囲気の中、研修生を温かく見守りながらのガイドでした。
 以下、ベトナム人女性研修生のD.Nさんより頂いたお礼のメールの一部です。
Dear M san,
I'm sorry for the delay in replying to you. I came back safely on last Saturday...
Kamakura is such a beautiful place and I have had so much strong impressions, especially about your groups, about you, also. Thank you so much for helping us and guiding us so carefully.


☆狛犬は犬ではない? 
私が担当したのは中国からの研修生5人。省エネルギー技術の普及の研修に来ているという。私の場合残念ながらすべて中国語でガイドできるレベルに達していないので、3ヶ所だけ担当させてもらった。その中のひとつが八幡宮の狛犬だったが、なかなかうまく伝わらず困った。「あれは狛犬。高麗の犬のことで、もともとは中国から…」と説明を始めると「犬には見えない。獅子ではないか?」という意見が。説明の仕方に工夫が必要だと思った。
ほかでは八幡宮の奉納酒樽、長谷寺の輪蔵を説明。拙いガイドだったが、質問や意見も多く、興味はもってもらえたようだ。

JICA研修員 鎌倉案内

[日時] 2月12日(日)11:00~16:40
[案内場所] 鶴岡八幡宮、長谷寺、高徳院(大仏)
[JICA研修員] 47名 参加国19ヶ国 (ミャンマー13、タジキスタン5、ニカラグア、ホンジュラス、チリ各3、アフガニスタン、バングラデシュ、カンボジア、シリア、カザフスタン、ウズベキスタン各2、イラク、ウルグアイ、エルサルバドル、グアテマラ、ボリビア、モルドバ、モロッコ、ラオス各1)
[KSGG会員] 24名、オブザーバー2名 

寒さもゆるみ快晴の良い天気となった。藤沢駅に到着すると日本のシンボル富士山がきれいに見え、みんな写真を撮っていた。
 鎌倉駅の集合場所で6グループに分かれてガイドがスタート。私のグループはモルドバ、ウズベキスタン、カザフスタン、タジキスタンからの6人。日本の神社、神道など説明しながら鶴岡八幡宮へ到着。絵馬の説明をしたら、自分も願い事を書きたいとタジク語で絵馬に書き供えていた。おみくじが人気で、私のグループの殆どがトライし大吉、吉などが当たり喜んでいた。K会員は、酒バレルを念入りに説明、日本酒はウォッカに比べてマイルドでおいしいという説明をしたら、ランチへ向かう途中の酒屋さんで、長い間立ち寄り日本酒などを買っていた。この様な説明も日本を知ってもらうに有効なのだと思った。長谷寺では、厄除け阿弥陀、厄年の説明にイスラム教の彼女らも熱心に聴いていた。大仏では参加者全員で集合写真。
 最後のミーテイングでは、今回もクイズや、数人に今日の観光の感想をスピーチしてもらったりし、盛り上がった。 楽しい1日で、KSGGの皆さんに感謝しますという内容だった。
 帰りの江ノ電車内でボリビアからの医師と話した中で、富士山の話になり、夏であれば頂上まで約5時間で登山できるので私が案内すると話したら、高さを聞かれたので答えたら、「私はそれと同じ3700mにある町に住んでいます」と言った。富士山の頂上に町?世界は広い!                                            

☆お医者さんのグループを案内           
 私達の第5グループのメンバーは、ウルグアイ、チリ、エルサルバドル、グアテマラ、ボリビアから来た男性4人女性3人で全員がお医者さんだった。八幡宮の舞殿では、運良く結婚式の三々九度の光景に遭遇し、ゲストの方も興味津々。酒樽は、初めて見たせいか、多く並んでいたせいかは判りませんが、説明をすると喜んでいた。日本人は、よほど酒好きと思われたかも知れません。
 長谷寺では、梅はまだ咲いていませんでしたが、蝋梅がひっそりと咲いていた。雑談の中で、チリ女性の弟さんは大学を卒業はしたが、仕事が無いと嘆いていた。チリでも就職事情は厳しいようだ。

Saturday, February 11, 2012

よこはま国際フォーラム2012 上級日本語教育;アメリカ・カナダ大学連合 日本研究センター紹介

[日時] 2月11日(土・祝)13:00~14:50
[場所] JICA横浜 
[KSGG会員参加者] 2名

 セミナーでは最初に、センター副所長から、アメリカ・カナダ大学連合日本研究センターについての紹介があった。同センターは短期間で学術、専門の分野に対応可能な日本語を習得する事を目的に、上級レベルの日本語集中教育を行う機関である。日本語教育を40週間、約1年近くにわたって読む、聞く、話す、書くの4技能すべてを身につける。入学者は40名~60名であり、殆どが日本語に興味を持つ大学院生であるが、中には日本の関係分野に従事している社会人もいる。卒業する頃には日本人と同様に日本文学の作品を読み、それらについて理論的に日本語で話し合う事が出来る程になっているとのことである。今回は、直接、素晴らしい日本語を聞くチャンスはなかったが、色々学ぶことの多いセミナーであった。