[案内場所](午前) 報国寺、浄妙寺(抹茶体験) (午後) ホームビジット
[ゲスト] リビア留学生13名
[KSGG会員] 鎌倉案内: 3名 ホームビジット: 4名
内戦状態で苦労しているさなか、留学生に鎌倉でのひと時を楽しんでもらった。ガイドではE、H両会員に丁寧なガイドをしてもらい、日本文化の一端を感じてもらい、昼食はビュッフェスタイルのインドレストランで腹ごしらえ。皆、若いだけあって元気に和気あいあいのガイドとなった。午後は4グループに分かれてホームビジットへ、我が家にも3名来てお茶とケーキでもてなした後、名前の由来から始まって、文字の読み方、日常生活など様々な話題をゆったりとくつろぎながら話しあった。途中でお祈りをすることになり、手足を洗って一部屋をあけて終わるまで私と家内は別の部屋で待機。10分ほどで終わったがあっという間に帰る時間となり、駅まで送る。
それぞれの進路は分かれるようだがリビアと彼らの将来に幸あれと思う気持ちでいっぱいになった。数日後にお礼のはがきが送られてきた。日本語で懸命に書いてあった。また、胸が熱くなった
浄妙寺を案内して~イラストでの説明が分かりやすい
浄妙寺に到着したのが11:00。ガイドの持ち時間はたったの15分間。イラストをふんだんに使用することが最善だと思った。先ず。北東アジア地図に釈迦が生まれたネパールB.C.5世紀~4世紀、太線でアフガン~西安(A.D.1世紀)朝鮮半島(372)~日本(538)と書き込み説明。浄妙寺の全盛期には塔頭が22あったという「享保17年境内図」を見せる。留学生から浅草の「浅草寺」に行ってきたら「梵鐘」があった。あれはなんですかとの質問があった。「除夜の鐘」で108回鳴らす。体内にある108個の「煩悩」を追い払い、新年を迎える。(鐘 の上部に突起物が108個あります)枯れ山水と茶の湯についても、イラストが役立った。裏千家流でお点前を見せてくださるので、留学生は興味津々。我々のところに干菓子や懐紙が届かず、隣の留学生に「飲み方」を説明するのに、戸惑った。境内を歩きながら、これもイラストで、鎌倉時代の庶民の生活。洗濯方法、井戸水汲み、宴会風景、子供のコマ遊びなどを見せると、とてもわかりやすいと喜んでいた。ちなみに鎌倉時代のリビアは、トルコによる植民地時代が400年続いたそうです。
ホームビジット受け入れ報告①
[日時] 9月28日(水) 14:30~17:00
14時30分 最寄り駅でSさん、Hさん、YさんとJICEのNさんの4人を出迎え、自宅に案内した。大混乱状態が峠を越して新生国家に生まれ変わろうとしている国からのゲストをどのようにもてなそうかと思案しながらの受け入れであった。 勉強中の日本語の話しになり早口言葉を紹介したら“かえるぴょこぴょこ・・・”などを懸命に練習していた。アラビア語でも回文があると教えてくれた。故国の混乱で約一ヶ月間は電話も通じなかった。今は電話もインターネットも問題なく通じ、リビアのニュースはモバイルでオンタイムでアラビア語で読める。今の留学プロジェクトはリビア大使館によると継続の可能性はある(凍結のカダフィ資産の解除に関連?)が、当初の計画通りに大学院に入学出来るのかどうかはまだ分らないという。不安な、厳しい状況を淡々とした口調で説明してくれた3人が試練を乗り越えて両国の架け橋となってくれることを願いながら、駅で見送った。ニュースを通してだけの世界の一端が急に目の前に現れた一日であった。3人から漢字、ひらがな、カタカナ混じりで一所懸命に書いたお礼のメッセージのはがきをもらった。
ホームビジット受け入れの報告②

[月日] 9月28日(水)15時~17時…(14:30平塚駅出迎え‐17:20東海大行バス乗車)
[ゲスト] Sさん (Hさんの奥さん) 経理
Hさん(Sさんの旦那さん) 経済
Aさん 電機・電子技術
Aさん IT技術
Iさん JICE職員、アラビア語通訳
バスに乗り込み、自己紹介の後、早速「これいくら?」と車両の値段を聞かれたのにはとまどった。
バスの中で「犬はOKか?」確認したところ、「NO」という返事はなかったが、Hさんは苦手だったようで、愛犬の名前「あすか」と呼ぶものの、撫でようとする手は「あすか」に触れずにしまい込む。私は何をやって過ごしているのか?という質問に対し、「台湾人留学生の博士論文を手伝ったし、現在はモンゴル人留学生に日本語を教えている」と答えたところ多少興味を示し、自分達も手伝ってほしそうな雰囲気だった。
抹茶をすでに飲んできたことは知っていたが、抹茶の粉末状態を見せ、お湯を入れた後、茶筅で泡立てる体験をしてもらった。そして、折り紙で楠正成の兜を折ってもらい、小生の折った数種の鶴などを夫々にお土産として渡した。彼らからは手作りのドーナツと「砂漠は沈黙ではない」というリビアの芸術遺産を紹介する本をお土産としていただいた。
ホームビジット受け入れの報告③~ リビア留学生はナイ
リビア男子留学生3名とJICE職員を我が家に招待。我が家では簡単に「紅茶とクッキー」で歓待。留学生らは首都のトリポリ、第2の都市ベンガジ、南西部のムルズクからやってきた、20歳代前半の若者たち。オアシス都市のムルズクから来たAさん(26歳)。兄弟14人、下から2番目で長兄は40歳。つまり毎年子供を産んできた母親から「早く帰ってきなさい。素敵なお嫁さんが見つかった」との便りに、心が揺れる。実家では1つコブのラクダ5頭を飼育している。周りは砂漠だ。海岸地帯は、地中海気候で温暖、寒期は25度、暑期は45度、野菜・果物は安く、豊富で生活は楽、大学まで学費が無料なので、住みやすい国だそうだ。結婚の費用は30万円、すべて男性側が負担、お葬式には1000人位が集まり、家族意識が強いとか。我が家訪問の記念に「布壁掛け」をプレゼント。サクラ、サムライ、富士山がプリントされている。日本の家を訪ねたのは初めてだとか。興味深く覗きまわっていた。そのあと、「横溝屋敷」を訪ねた。紫蘇ジュースで歓待、さらにサプライズが待っていました、2階に案内してくれた館長から、ガラス入りの「歌舞伎人形を」プレゼントされて、大喜びでした。この人形たちが遠いリビアの大地で、親善大使として、日本との大きな架け橋となってくれればと、思いながらJR横浜線大口駅に送り、お別れしたのでした。




