[日時] 3月22日(月・祝)10:00~17:20
[案内場所] 杉本寺、報国寺、浄妙寺、若宮大路(小町通り)、長谷寺、高徳院
[ゲスト]4名 中国系タイ人のご両親とオーストラリア国籍の姉妹2名
[KSGG会員]1名
[使用言語] 英語、中国語、日本語 (HPからの依頼)
絶好の天気に恵まれ、順調に杉本寺に到着。古刹であり、密教の寺であること、奈良時代と行基との関係を説明した。
報国寺は好評だった。ゲストは竹に興味があり、京都の竹林との違いやタイとの<竹、較べ>など竹にまつわる話をした。お堂の建築について質問があったが、上手く答えられず、今後の課題となった。ちょうどお彼岸なので、お墓にお連れした。妹さんが歴史好きで、ガイドはなんでも知っていると信じているらしい。ずっと質問攻めで、将軍はどうしていなくなったのか?天皇は何をしていたのか?奈良時代はどんな時代か?などなど。面接試験でも受けているかのようで、頭の中が空っぽになりそうだった。
茶室でも、お茶の作法を簡単に説明し始めると、同席した他の観光客の注目まで一身に集めてしまった。水禽窟に思いの外、興味を示し、構造まで聞かれた。
長谷寺はチケットを買うのに一苦労するほどの混み様だった。お疲れなので、説明は軽く済ませ、人混みをかき分けて、ようやく大仏に到着。お母様が熱心に説明を聞いて下さったのが印象的だった。大仏の内部に入る為に、今まで見たこともない程の大行列が出来ていた。今回、個人客を初めて経験させて頂き、ジェネラルトピックの大切さを痛感。また本当にゲストによって、興味がまちまちなので、様々な話題を用意しておくことが大切だと思った。
Monday, March 22, 2010
Monday, March 8, 2010
チューター活動完了報告
再会を願う
今年3月に横浜国立大学を卒業するミヤンマーの法律学科修士課程のTさん、Sさんのお二人を2007年12月から2010年3月まで、日本語の日常会話、読み書き、文法の基礎の学習を手伝った。希望により生け花も他の生徒と一緒に教えた。
「みんなの日本語」の本を軸に童話の本、新聞広告、記事などで身近な話題を取り上げた。同年代の娘もよく一緒だったので、話題も広がりよく話した。生け花の時間も真剣で、自分の美的センスを出そうとするがお国柄、少し仏様の献花のようになって、でもいい感じであった。専門学校の講習会、展示会にも出かけた。鎌倉の大仏、三渓園の桜、初めて見た雪、振袖を着た時などは随分嬉しかったらしい。
大学で日本語講義を受け、何事にも積極的な行動派、テレビから等でヒヤリングがいい。卒業論文は英語であるが、日本についての英語の本が少なく、実際に足を運んでのインタビュだったそうだ。日本語の必要性を思っただろう。日本が好きで今度は博士課程で来たいと、帰国しても日本語の勉強を続けるという。先日ミヤンマーの手料理で招かれ、新入生も紹介された。私にも思い出深い2年になりそうだ。
今年3月に横浜国立大学を卒業するミヤンマーの法律学科修士課程のTさん、Sさんのお二人を2007年12月から2010年3月まで、日本語の日常会話、読み書き、文法の基礎の学習を手伝った。希望により生け花も他の生徒と一緒に教えた。
「みんなの日本語」の本を軸に童話の本、新聞広告、記事などで身近な話題を取り上げた。同年代の娘もよく一緒だったので、話題も広がりよく話した。生け花の時間も真剣で、自分の美的センスを出そうとするがお国柄、少し仏様の献花のようになって、でもいい感じであった。専門学校の講習会、展示会にも出かけた。鎌倉の大仏、三渓園の桜、初めて見た雪、振袖を着た時などは随分嬉しかったらしい。
大学で日本語講義を受け、何事にも積極的な行動派、テレビから等でヒヤリングがいい。卒業論文は英語であるが、日本についての英語の本が少なく、実際に足を運んでのインタビュだったそうだ。日本語の必要性を思っただろう。日本が好きで今度は博士課程で来たいと、帰国しても日本語の勉強を続けるという。先日ミヤンマーの手料理で招かれ、新入生も紹介された。私にも思い出深い2年になりそうだ。
ミャンマーからの便りが届きました。
今年3月まで2年間私が日本語のチューターをした横浜国大の二人の留学生がミヤンマーに帰り、先日彼女達からメールが届きました。今年の紫陽花の写真を送ろうと思っています。
* Dear Sensei and T San,
Thank you for your mail. We are fine. But, we have been kept busy with our job since we got back. We miss Japan and all our friends. We continued to learn Japanese by ourselves. I hope we can speak Japanese well when we meet next time. I am happy to hear that you like the album I made for you. I really love that one. But I am sorry that I couldn't put all the photos I like in it. Last month, we had to make a presentation about our experience in Japan. We explained how we learned Japanese and Ikebana with you. My friends and Professors were very satisfied about what we did in Japan. I am still hoping to go back Japan and get another degree there. We miss you a lot. Thanks for everything you cared for us.
Arigatougozaimashita!!
With regards,
S.Z. O.
* Dear sensei and T san,
I am very glad for your mail. We are fine. But too much busy. Anyway, I miss you two as well. I want to go study in Japan again. I miss everything of Japan. I think, ajisai flowers will bloom in this month. I want to take pictures with ajisai flowers. Oh, it is already rainy season in Japan. Here also almost rainy season. So, but the weather is still hot. Dear sensei, thanks for everything. I will email you two again.
T.
実地やフリートークで勉強し日本語検定1級合格!
2007年11月より、日本語チューターとしてお世話させていただいた留学生、Yさんは、横浜国大国際社会科学研究課のすべての課程を修了し2010年3月、中国へ帰国の途につきました。 銀行や図書館へ同行したり、鎌倉でお花見、三渓園で観梅、みなとみらい散策、新マリンタワー見学など、
遠足のような実地勉強もしてきました。Yさんにとって、この交流を通しての勉強は、楽しく効率的だったようです。 基本的には、県民センター10階がお教室。勉強方法は、Yさんのご希望でフリートーキング形式。テーマを決めて話し合い、分からない言葉や疑問点は積極的に質問してきました。学校の授業で基礎的な文法を学び、交流の場でそれを実践し、熱心で真面目な彼は、めきめきと日本語の実力をつけ、2009年7月には、日本語能力試験一級に、見事合格!本当によく頑張ったと思います。 帰国後は、河南省商務庁に復帰。日本で得た様々な事を生かし、活躍なさることでしょう。チューターとして過ごした時間は、私にとっても、楽しく貴重な経験となり感謝しています。Sunday, March 7, 2010
AOTS(YKC)研修生鎌倉観光案内

[日時] 3月7日(日) 10:00~15:30
[案内場所] 鶴岡八幡宮、長谷寺、高徳院(大仏)
[AOTS研修員] 2ヶ国 15名 (中国9 (内2名午前中)、フィリピン6)
[職種] 電子計器等製造、家電製造、食品関係、運送他
[KSGG会員] 8名 [使用言語] 英語、中国語、日本語
冬に逆戻りのような寒い小雨の中のスタート、第2グループのフィリピン勢は全員先ず小町通りで手袋を買い、帽子の店ものぞいてみた。舞殿では結婚式が行われていて、優雅なお祝いの舞(黒田節)が見られたのは初めてであった。「平成22年 御祭神 應神天皇千七百年大祭」の大きな昇り旗が閃いていて、ふっと遠い昔のことを思った。桜の下の私の写真はフイルムが空でダメだった。お昼は庶民的な雰囲気のお惣菜がたっぷり付いた和定食の食堂へ入った。外国の日本レストランのメニューにはない日本食でゲストは気に入った。寒いので2名が早退した。研修生は大仏でも他でも熱心に質問したが、津波と大仏殿崩壊は特別に関心があった。帰りの電車から一人がビルの5.5Cを見つけた。寒かったが明るいゲスト達で楽しかった。
中国語のガイドにチャレンジ!
3月のAOTSに、私は中国語でのガイドの様子を見せてもらいつつ、覚えたての挨拶が通じるか、というテーマで参加を決意。ところが最初からみんなハイテンションで挨拶も禄にさせてもらえず、話す予定だった中国語の半分以上が失われてしまった・・・。 でも、日本語の上手な人もいて、超初級中国語(「ワタシ、コレスキヨ」のレベル)に付き合って頂けてラッキーでした。
みんな好奇心旺盛で、買い物も大好きな様子。小町通りでは、女性参加者が当日私の持っていた傘と同じ、24本骨の雨傘を買い、「おそろい感」で意気投合。この日は雨だし、寒いし大変だったねと言うと、みなさん傘をさせば問題ない、とさらっと言ってくれて楽しい観光を作り上げる気持ちが伝わってきました。説明は全てベテラン会員にお願いして(非常感謝!)、迷惑かけましたが、自分的には色々発見した面白い一日でした。まだまだ人前に出るレベルではありませんが、もっと語量と構文を増やして再チャレンジします。*写真はAOTSガイドの日の八幡宮の大銀杏です。いつも以上に大きいな~という印象をみんなで持ちました。(3日後の早朝、強風により根元から倒壊、奇しくも見納めとなってしまいました!)
[案内場所] 鶴岡八幡宮、長谷寺、高徳院(大仏)
[AOTS研修員] 2ヶ国 15名 (中国9 (内2名午前中)、フィリピン6)
[職種] 電子計器等製造、家電製造、食品関係、運送他
[KSGG会員] 8名 [使用言語] 英語、中国語、日本語
冬に逆戻りのような寒い小雨の中のスタート、第2グループのフィリピン勢は全員先ず小町通りで手袋を買い、帽子の店ものぞいてみた。舞殿では結婚式が行われていて、優雅なお祝いの舞(黒田節)が見られたのは初めてであった。「平成22年 御祭神 應神天皇千七百年大祭」の大きな昇り旗が閃いていて、ふっと遠い昔のことを思った。桜の下の私の写真はフイルムが空でダメだった。お昼は庶民的な雰囲気のお惣菜がたっぷり付いた和定食の食堂へ入った。外国の日本レストランのメニューにはない日本食でゲストは気に入った。寒いので2名が早退した。研修生は大仏でも他でも熱心に質問したが、津波と大仏殿崩壊は特別に関心があった。帰りの電車から一人がビルの5.5Cを見つけた。寒かったが明るいゲスト達で楽しかった。
中国語のガイドにチャレンジ!
3月のAOTSに、私は中国語でのガイドの様子を見せてもらいつつ、覚えたての挨拶が通じるか、というテーマで参加を決意。ところが最初からみんなハイテンションで挨拶も禄にさせてもらえず、話す予定だった中国語の半分以上が失われてしまった・・・。 でも、日本語の上手な人もいて、超初級中国語(「ワタシ、コレスキヨ」のレベル)に付き合って頂けてラッキーでした。
みんな好奇心旺盛で、買い物も大好きな様子。小町通りでは、女性参加者が当日私の持っていた傘と同じ、24本骨の雨傘を買い、「おそろい感」で意気投合。この日は雨だし、寒いし大変だったねと言うと、みなさん傘をさせば問題ない、とさらっと言ってくれて楽しい観光を作り上げる気持ちが伝わってきました。説明は全てベテラン会員にお願いして(非常感謝!)、迷惑かけましたが、自分的には色々発見した面白い一日でした。まだまだ人前に出るレベルではありませんが、もっと語量と構文を増やして再チャレンジします。*写真はAOTSガイドの日の八幡宮の大銀杏です。いつも以上に大きいな~という印象をみんなで持ちました。(3日後の早朝、強風により根元から倒壊、奇しくも見納めとなってしまいました!)
ハ百年とも千年とも言われる長いあいだ、静かに鎌倉の歴史を見守ってきた鶴岡八幡宮本殿下の大銀杏が去る3月10日未明の強風によって倒れた。
新しい世代の銀杏が無事成長して、また次の千年を見守ってくれることを祈るばかりです。
写真は在りし日の大銀杏
新しい世代の銀杏が無事成長して、また次の千年を見守ってくれることを祈るばかりです。
写真は在りし日の大銀杏
Saturday, March 6, 2010
JICA研修員鎌倉観光案内
[日時] 3月6日(土) 11:00~16:40
[案内場所] 鶴岡八幡宮、長谷寺、高徳院(大仏)
[JICA研修員] 54名 参加国13ヵ国(カンボジア17名、グアテマラ1名、ブラジル3名、ニカラグア1名、コスタリカ2名、エルサルバドル1名、トルコ12名、ウクライナ9名、タンザニア2名、ガーナ1名 スリランカ2名、タイ1名、インドネシア1名)
JICA特別参加者:JICEより1名(研修員鎌倉案内責任者)
[KSGG会員] 22名、オブザーバー4名
1日中雨が降り続いた今回の鎌倉案内は前回と引き続き東南アジアが圧倒的に多くカンボジアが17名であった。
暖かい国の研修員にとって日本の冬の寒さには耐えられないと見えて、鎌倉に着くと同時に、傘や手袋を買っていた。鎌倉に初めて来たカンボジアの研修員は寒さに耐えながら、珍しそうに楽しく見ていた。
仏教国である彼らは長谷寺と高徳院に行ったとき、長谷観音と鎌倉大仏を見ながら、「私たちの国にもこの様な像が有ります。素敵ですね~。」と言って、写真を撮っていた。
トルコの研修員は誰に聞いたのか鎌倉の小町通りにトルコ料理のレストランがあると言って、お昼はそこで食べたそうである。
タンザニアから男性の研修員が来ていたので、タンザニアの国の事について伺った。
アフリカ東部、イギリス連邦に属する連合共和国。1964年タンガニーカとザンジバルとが合併して成立。独立後、初代大統領ジュリウスニエエレレ時に、エドゥアルド・モンドラーネ議長の指導するモザンビーク解放戦線を支援し、解放区を提供した。南西アフリカ人民機構、ジンバブエ=アフリカ人民族同盟も支援していた。現在も平和維持の為にアフリカの貧しい地域を救っている。人口4373万人、首都 ドドマ 主な産業 コーヒー豆の輸出国で有名で、タンザニア産のキリマンジャロは世界中で愛好されている。
[案内場所] 鶴岡八幡宮、長谷寺、高徳院(大仏)
[JICA研修員] 54名 参加国13ヵ国(カンボジア17名、グアテマラ1名、ブラジル3名、ニカラグア1名、コスタリカ2名、エルサルバドル1名、トルコ12名、ウクライナ9名、タンザニア2名、ガーナ1名 スリランカ2名、タイ1名、インドネシア1名)
JICA特別参加者:JICEより1名(研修員鎌倉案内責任者)
[KSGG会員] 22名、オブザーバー4名
1日中雨が降り続いた今回の鎌倉案内は前回と引き続き東南アジアが圧倒的に多くカンボジアが17名であった。
暖かい国の研修員にとって日本の冬の寒さには耐えられないと見えて、鎌倉に着くと同時に、傘や手袋を買っていた。鎌倉に初めて来たカンボジアの研修員は寒さに耐えながら、珍しそうに楽しく見ていた。
仏教国である彼らは長谷寺と高徳院に行ったとき、長谷観音と鎌倉大仏を見ながら、「私たちの国にもこの様な像が有ります。素敵ですね~。」と言って、写真を撮っていた。
トルコの研修員は誰に聞いたのか鎌倉の小町通りにトルコ料理のレストランがあると言って、お昼はそこで食べたそうである。
タンザニアから男性の研修員が来ていたので、タンザニアの国の事について伺った。
アフリカ東部、イギリス連邦に属する連合共和国。1964年タンガニーカとザンジバルとが合併して成立。独立後、初代大統領ジュリウスニエエレレ時に、エドゥアルド・モンドラーネ議長の指導するモザンビーク解放戦線を支援し、解放区を提供した。南西アフリカ人民機構、ジンバブエ=アフリカ人民族同盟も支援していた。現在も平和維持の為にアフリカの貧しい地域を救っている。人口4373万人、首都 ドドマ 主な産業 コーヒー豆の輸出国で有名で、タンザニア産のキリマンジャロは世界中で愛好されている。
小町通りでトルコ・レストランを発見
担当したトルコ人12名に、ランチをどこにするか要望を聞くと、彼らは小町通りにトルコ・レストランがあるという。確かに、「小町通り入り口の鳥居」横にトルコ国旗とトルコ・レストラン「ARKADAS」の看板を見つけた。一週間前に来たばかりの彼らは、日本の味を受け入れられないという。なかなかの美味。トルコTVをインターネットで中継しており、まさに気持ははや、故郷に戻ったのだろうか、顔つきが穏やかになった。レシピやスパイスについて教えてくれるので、鎌倉にいながら12名の中にいると「まるでトルコ旅行」をしているような感じだ。トルコのアルファベットは、29文字。お店の「アルカダシュ」は「FRIENDSHIP」とか「FRIEND」の意味だ。「テシェッキュル エデリム」はありがとう。「ギュナイドゥン」はおはよう。トルコ人の名前には必ず意味がある。紅一点のかわいい青い眼の女の子は「JANUARY」、私は一月生まれ。彼は「LAST SON OF FAMILY」、末っ子なのと教えてくれた。お世話になったからというので、われわれに対してご馳走してくれた。覚えたての「テシェッキュル エデリム」というと喜んでくれた。土砂降りなのだが、身体は温かく包まれていた。久しぶりの鎌倉ガイドだが、来てよかった。

「サムライ」に会いたいといったトルコ人研修員からの礼状~
高徳院・大仏で、サムライに会えますかと真剣な顔で聞くのです。イエス、ただし、映画の世界で会えますと答えた。鎌倉は武士がつくった町と説明していたのです。日本刀を買いたいというので、門前のおみやげ屋で買えます。成田空港からの持ち出しは問題ありませんが、トルコ入国時、税関で没収されるかもしれません。各国それぞれ基準が異なるので、ご注意くださいとお話しました。本人は、思いとどまったのですが、仲間の一人は、長さ30cmの日本刀を購入したのです。
I am very fine, thank you for your message.
Although it was a rainy day, I enjoy Kamakura tour a lot, it was a perfect day with your guidance. As I like history and to learn about different cultures, it was a magnificent experience for me and also for my friends. We
also congratulate KSGG Volunteers for the efforts to make your culture alive. I see the photos, they are very nice, I will send the link to my friends. Today, we are in Wakayama and we will arrive Tanabe tomorrow. We hope to see you again, may be in Turkey to taste all delicious Turkish meals:)I would like to thank again, for your guidance and photos. Please send our best regards to all KSGG Volunteers.
Best regards.
傘は神様の贈り物
今回ご案内したブラジル人3名は同国東北部、風光明媚な港町Recifeの大学教授のせいか、陽気に大声ではしゃぐ印象の強いブラジル人としては比較的物静か。前日の初夏の陽気から一気に冬へ逆戻りのこの日、年中通じほとんど雨を知らない彼らは氷雨を気にしない。女性教授たちはビニール傘を持参したが、男性教授は黒毛の登山帽で「傘は不要」と頑張る。小さめの折畳み傘の私、濡れが激しい彼の肩が気になり、背の高い彼に差掛けるが、お互いの片方の肩が濡れるだけ。鎌倉街道際八幡宮裏の車両お祓い場垣根に誰が忘れたか、茶チェックの傘が掛けられていた。すでに昼、「日本に来たからには和食」との3人と向いのうどん屋へ。彼ら温かい麺類に和み、清酒や地ビールで喉を潤す。店を出る頃、雨脚はさらに増す。そんな時、先刻の傘がそのまま放置されるのを確認、対向車線を横切り、傘を彼に渡し「これは神様の贈り物。使いなさい」と渡した。「これこそ“神様のお蔭”グラサ・ア・デオス(英Thanks be to God)」とにっこり。この神様の贈り物、広い肩幅の濡れも防ぐ大きな傘のお蔭で、さらに機嫌よく午後の長谷を巡った彼、最後に「神様有難うございました」。
Subscribe to:
Posts (Atom)
