Monday, June 29, 2009

ドイツ人夫妻の鎌倉案内~光の演出に魅了されて~



[日時] 6月29日(月) 10:15 ~16:30 
[ゲスト]ドイツ人ご夫妻(50代) [KSGG会員] 1名  [案内コース]  杉本寺、報国寺、浄妙寺、高徳院大仏、長谷寺 
[使用言語] 英語

ご主人は初来日で眼科開業医、奥様は二度目の来日で鎌倉は初めてというフランス語の教師で、日本語会話を勉強中だ。
朝は、梅雨の最中では珍しい快晴で、杉本寺の急な石段の苔の絨毯は朝露で輝いていたし、報国寺の竹林は木洩れ日が美しく、二人は大いに気に入ったようだ。 光の演出のおかげで二つの禅寺の印象が強かったのだろう、二週間の日光、奈良、京都を含む日本観光の全コースの中で、杉本寺が一番印象深かったと帰国後に頂いたメールに記されていた。 
浄妙寺の茶室では、お互いに勉強中の日独仏語が入乱れての片言会話に夢中になり、そして笑った。 国際交流には、“こんなのもあり”で良いのだと思った。

Monday, June 22, 2009

日本語支援グループ着付け講習会


[日時] 6月22日(月) 13:00~15:00
[場所] 港北公会堂 2F和室
[KSGG会員] 11名

日本語支援グループが10月31日に予定している「お茶と着付けの会」に向けて着付け講習会を行った。着付けが出来る会員を1人でも多く増やし、当日の活動に参加して頂くのが目的。今回は気軽に楽しみながら出来るゆかたの着付けから始めようと言う事になり、いつも着物を美しく
着こなしている女性会員と同グループのリーダーが講師をつとめ、ゆかたにふさわしい帯結びの
文庫、貝の口、お太鼓など教えて頂いた。始めは思うように手が動かなかったが、何度も繰り返し練習しているうちに、一応のことは皆出来るようになった。自分のものとして身に付くにはまだ時間がかかりそうだが、参加者は楽しい雰囲気の中で、持参したゆかたや一重の着物に思い思いの帯結びをして、とても満足している様子だった。
秋にもう一度講習会を開き、本格的な着物の着付けを練習して、当日に備える予定である。
次回も是非沢山の会員に参加頂き、一緒に着付けを楽しみたいと願っている。

Saturday, June 20, 2009

ついにKSGGガイドデビュー

[日時]  6月20日(土) 11時30分~17時30分
[案内場所] 三渓園、中華街、マリンタワー、山下公園
[使用言語] 英語、フランス語
[ゲスト]  JSPSの特別研究員として来日した英仏二人の青年
 
外国で博士号を取得した直後の若者が、日本の大学等で日本人研究者から指導を受けるため来日し、9月初めまでの滞在。梅雨の合間の真夏のような日。今後の滞在に備え、必死で日本語を覚えようとしていた。「料理はできるの?」と聞くと、「料理が出来ない男はフランス人ではない。」とのこと。もう一人の青年は黙って笑っていた。日本にコインランドリーがあるかどうかも心配していた。話すべき内容がお粗末ではガイドは務まらないのではと思っていたが、はからずもKSGGガイドデビューとなった今回の経験を通じて、いままで年を重ねてきたことをそれなりに生かすことができると知り嬉しく思った。

Sunday, June 14, 2009

誕生日プレゼントは日本への旅


① 幸せに気付く心が美しい
[日時] 6月14日(日) 10:00~16:30   

[ゲスト] アメリカ人母(米インディアナ州在住)、
娘(ジョージア州在住) 

[コース] 円覚寺、高徳院、長谷寺 

[奉仕会員] 1名 


母は娘さんへの40歳の誕生日のプレゼントとしてこの日本旅行を計画した。母は40年前に「キャンプ座間」で娘さんを出産。 娘に「誕生の地」を見せるのが今回の主目的。
紫陽花シーズン真っ直中、人波をかき分けて円覚寺に着くと、運よく「方丈」で「日曜座禅会」を見学することができた。警策のバシッ、バシッという音が響き渡り、その荘厳な光景に二人はしばし見入っていた。
午後は「娘に大仏を見せたい」という今日の「ミッション」を果たした後、長谷寺で美しい菖蒲や紫陽花のお庭を堪能。ご案内は無事終了し大船駅で何度もハグをして別れを惜しんだ。 母は円覚寺で「御朱印帳」を買い、各寺で「御朱印」と「墨書」を戴いて鎌倉の記念とされた。円覚寺ではこんな素敵なお言葉も書いて戴いた。「花も美しい。月も美しい。それに気づく心が美しい。」意味をお伝えするとお二人ともとても感動されノートに書き留めた。美しいと感じる心・幸せに気づく心が何より美しい・・・。
② 一期一会
[日時] 6月15日(月) 10時~17時 [ゲスト] アメリカ人母娘 [コース] 三渓園、コスモワールド内大観覧車 [奉仕会員]1名
三渓園では、想像以上に広い庭園に圧倒された様子だった。喫茶コーナーで抹茶と和菓子をいただく。茶道の先生の鮮やかなお手前を真剣に見つめるお二人。正面に掲げられた「一期一会」 の言葉の意味を噛みしめ、深く頷く。コスモワールドでは大観覧車の中で大人3人がおおいにはしゃぎまくる。相鉄線の横浜駅まで送り届け、名残惜しみながら、さよならした。
ガイドをしていつも反省することは、自分の知識のあいまいさ。今回は、高校の数学の先生の娘さんに、三重塔の耐震構造について鋭く聞かれ、あまり明快な回答が出せなかった。発展途上のガイドではあるけれど、その「おもてなしの心」だけは、十分にゲストに伝わったと信じたい。
③ 誕生の地
[日時] 6月16日(火)10:00~18:30 
[ゲスト] アメリカ人母娘  
[コース] キャンプ座間、大山・阿夫利神社 
[奉仕会員] 2名
約束の10:00。厚木基地の正門横で、そわそわするお二人を発見。「BIRTHDAYPLACE TOUR 2009 JAPAN」と胸にプリントされたTシャツを着て現れた。まずは娘が生まれたキャンプ座間へ向かったが、最近の情勢の激変で警備が厳しく、中へ入ることはできず残念だった。
時間があまり、大山・阿夫利神社を訪ねた。2200年前の創建といわれる古い由緒ある神社で、大地震で焼けた時、源頼朝が再建したといわれ、鎌倉とは深い関係がある。ケーブルカーの駅までの長い仲見世は、特産の「大山コマ=英語でTOP」、「豆腐」など、創業200年のお店が並ぶ。
6分間で上るケーブルカー、荘厳な社殿、静かな墨絵のような景色に心がいやされた。山では雷が鳴り始めて、昼食は遅くなり、16:30。いろいろなハプニングやサプライズの旅だった。

緑薫る古都を歩く~AOTS(YKC)鎌倉案内



[日時] 6月14日(日)10:00~15:30  
[案内場所] 鶴岡八幡宮、長谷寺、高徳院(大仏)
[研修生] 72名(タイ40、ベトナム15、フィリピン5、中国4、インド3、ネパール2、インドネシア2、マレーシア1。 (自動車関連、建築、コンピューターソフト、電気製品他)
[KSGG会員]15名  
[使用言語}タイ語、中国語、ベトナム語、英語、日本語

ほとんどの研修生が今月初めに来日したばかりで3ヶ月間の日本語特訓中だ。しかしグループには英語、日本語を分かる人もおり言語は大きな問題ではなかった。 花の長谷寺では紫陽花、花菖蒲が見ごろで夢中でシャッターを切っていた。
高徳院塀外で日本料理レシピCD争奪ジャンケンで盛り上がり、会員手造りの和紙人形をプレゼントすると笑顔と「ありがとう」の連発だった。名残惜しそうに高徳院をあとにし長谷駅へ向かった。
(注 )AOTS: The Association for Overseas Technical Scholarship(海外技術者研修協会)

★宗教が違っても敬う心は共通
一人での案内は初めての経験であるが、10人のタイ人研修生を担当した。10人とも日本企業のタイ現地法人からの派遣者で団体行動に慣れているため、ばらばらになりそうでならない微妙なバランスが保てた。道すがら神社と仏教寺院の区別や大乗・小乗仏教の伝播ルートなどタイ人と日本人で共通する話題で盛り上がった。タイ人も「おみくじの結び」「お守り」「絵馬」「手水舎での作法、二礼二拍一礼の神拝作法」に興味を示していた。イスラム教徒のインドネシア人もそうであったが、敬虔な気持ちで「神や仏」に祈り、神聖とされる場所・物を敬う心は宗教が違っても共通していることを実感した。高徳院では大仏に向かって真剣に手を合わせて祈る姿が印象的だった。
★タイ式じゃんけん?
恒例の高徳院出口でのクイズ、タイからの研修生11人、月初の来日で日本語のガイドをどこまで理解出来たか??だったので、最初からジャンケン勝負を提案。「ハイ、スタート!」直後の情景を、同行会員がパチリ。手のひらの裏表で、多い方が勝ち残って行き、最後は、グーチョキパーに相当するやり方で決着。これは、なかなか合理的で、多数決を組合わせることで短時間で勝負が決まる。以前に、中国語の先生から、上海では、人数の多い時、手のひら勝負を先ず行い、最後に「猜拳」すると聞いたことがあり、「タイでも同じなんだ」と、新たな発見!今回は、この他に、タイ語で、「レオレオ(急いで急いで!)」を覚えたことも、収穫。AOTSということで、実践中国語倶楽部から、6名馳せ参じたが、中国人研修生は、たったの4人で肩透かし。しかし、中国語、英語以外のガイドを、入会後、初めて経験出来、別な意味で充実の1日であった。

Friday, June 12, 2009

ドイツ人・ポーランド人 八幡宮結婚式通訳




[日時] 打ち合わせ:6月 1日 (月) 15:30~18:00 挙式:6月12日(金) 16:00~17:30
[場所] 鶴岡八幡宮 社務所および若宮 
[依頼者]日本在住のドイツ人男性、婚約者はポーランド人女性  
[奉仕会員]1名  [使用言語]英語
打ち合わせで八幡宮の特別の配慮で当日利用する控室や若宮を見学、詳細な説明を受けることができ、「具体的にイメージができる。ありがたい。」と二人とも大喜び。当日は控室で巫女より最後の説明を通訳、挙式では新郎新婦へ起立着席の合図を送った。
新郎が読み上げる日本語宣誓文の英訳・ローマ字変換、メールでの質疑応答、役所への婚姻届提出時の電話通訳など、実際に会った2日間だけでなくその間継続的にお手伝いをすることになった。「挙式日時決定から日数も少なく、急な依頼にも関わらず対応してもらい本当に感謝している。通訳無しではできなかった」ととても喜んで頂けた。素晴らしい挙式で夫婦となった二人に私も幸せを分けてもらった。

Saturday, June 6, 2009

JICA研修員鎌倉案内~取材を受けながら古都鎌倉を案内




[日時] 6月6日(土)  11:00~16:40 


[ 案内場所] 鶴岡八幡宮-長谷寺-高徳院(大仏)
[JICA研修員] 42名(オブザーバー1名) 参加国28ヵ国(アルゼンチン、キューバ、ボリビア、ニカラグア2、チリ、コスタリカ、コロンビア2、エルサルバトル、ブラジル2、ジャマイカ、ブータン2、インドネシア2、パキスタン、ミャンマー3、タイ、ベトナム、イラン4、ヨルダン、ナイジェリア3、モザンビーク、タンザニア、アルメニア、トルクメニスタン、セルビア、トルコ2、アフガニスタン、イエメン、ボツワナ) [KSGG会員] 33名、オブザーバー2名
神奈川県から2名、テレビ神奈川から3名の方が同行


今回はテレビ神奈川(TVK)による同行取材が行われた。放映日は6月21日(日) 9時30分~10時15分である。最初は緊張気味に思えたKSGGガイドの方々は軌道に乗ってくると熱心にガイドしながら微笑みを見せて、研修員をはじめ周りの人達にももてなしの気持ちを力強く伝えていた。
アジサイに囲まれている長谷寺、大仏様の情景は古都鎌倉のシンボルを物語っている。TVKの方々はその美しさに魅了され、撮影していた。
参加したアルメニア人研修員によると、同国は黒海とカスピ海の間にあり、紀元前6世紀頃には国際的な商業活動が盛んに行われていた。1991年12月ソビエト連邦の解体で独立。地震が多い。主産業は農業、工業、宝飾品工業で、主な輸出品はダイヤモンド、金、又、鉱物資源に富んでいて、最南部で銅、亜鉛、モリブデンが産出されているという。人口 308万人、首都 エレバン


★雨水含む苔にひざまずきメッカを拝む研修員 
パキスタン人研修員は敬虔なイスラム教徒。テレビ神奈川取材の昼食に立会う予定が現れず。きけば日に5回Meccaへの礼拝を欠かせず、パスしたと。午後、西の方角を盛んに気にし、私の装備する万歩計に付属の磁石に着目、大仏を辞した頃の夕前の礼拝に至り、高徳院山門近くで、彼に西方を教えると、やおら靴を脱ぎ、靴下だけに。雨上がりでまだ水を含む苔も何のその。私に見張りを頼み、立ったり、膝まずいたりの恭々しい一連動作を約3分繰返す。知識としてはあっても、面前で本物を目にするのは初めて。立会った私と彼を見やる参拝客の奇異な眼。柿盗みに塀に上がった悪童の友を待ちつつ、早く終われと祈る幼時の心境。礼拝果たした彼、せいせいした表情で、持前の明るさを取戻し会心の笑み。国内にタリバンのテロなど不安要素を抱え、物情騒然な母国を離れた彼にはさぞや束の間の休日であったろう。

Wednesday, June 3, 2009

自主研修報告 メキシコ海軍帆装練習艦Cuauhtemoc見学 


新港埠頭(赤レンガ倉庫脇)に係留中の首題艦を6月3日(水)午後訪問見学した。真っ白な船体と、Bow sprit(艦首斜檣 かんしゅしゃしょう)の下のFigure head、アステカ帝国の最後の皇帝Cuauhtemoc(艦名と同じ)が迎えてくれる。帆を畳んだ3本マストは、艦首から艦尾まで万国信号旗で満艦飾、夜は電飾に代わる。先ず帆走時操船する艦尾操舵機が目に入った。色鮮やかな赤白緑のメキシコ国旗が、Mizzen mast(後檣)のstay(索具)で高々と掲げられていた。船形はWell deck type(凹甲板)。中央部のmain deckより船首・船尾が一段と高い。Well deckに下りるとMain mast(主檣)のstayに国旗日の丸が掲げられ、その壁にARMADA MEXICO BUQUE ESCUELA “CUAUHTEMOC” (メキシコ海軍練習船カウテモク)の文字が見えた。
新任海軍少尉99名が各要所に配置されて、案内役。その説明に拠ると母港Acapulcoを2月15日に出港、横浜出航後は東京、San Francisco、そして母港に8月1日帰港の予定。船首楼Forecastleに昇ると両舷に夫々1門口径15cm位の礼砲用白色塗装の大砲があった。観音崎通過の折21発の礼砲を発射し、我が方も同じく21発の礼砲で応えた由。BGMはチャチャチャ。陽気なラテン系の乗組員、艦内の笑い声が絶えない。中央部左舷舷梯から退艦、楽しい見学を終えた。  
メキシコの座礁船救助から400年を記念する式典に出席の為、東京湾出港後千葉県御宿町に立ち寄る由。Internetに拠ると「1609年当時スペイン領のフィリピンからメキシコへ帰る途中の船が千葉県沖で座礁、乗っていた300人以上を、現在の同県御宿町の海女や漁民らが救助した出来事から400年を迎えたのを記念して、メキシコ海軍の練習艦が御宿町を訪問、記念式典が行なわれる事が決まったと、在日メキシコ大使館が5月7日発表した。(共同通信社)」との事   

Tuesday, June 2, 2009

アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター 2008 - 2009卒業発表会


[日時] 6月2日(火)10:00~18:45、6月3日(水)10:00~18:30 

[場所] みなとみらい21まちづくりプラザ3階 プレゼンテーションルーム 

[KSGG会員] 16名、ゲスト1名

★幅広い研究内容に改めて日本を知る 
北米の有名16大学が協力して運営する日本研究センターの発表会。私は第1日の半分ほどを拝聴した。各分野で専門教育を修了した学生達が日本に来て40週間、上級日本語の学習と日本事象の研究を行った成果だという。「学生同士の雑談や冗談さえも日本語でやるように指導している」との司会者の先生の紹介で、まずその徹底振りの一端をうかがい知ることに。
 さて発表が始まると、話す日本語の巧みさと研究の内容にまたもや驚かされた。テーマは江戸時代における時間認識、明治・大正の東南アジア移住や戦後の「混血児問題」といった過去の事象から、自身の「就活」体験やWEBを通じたアニメの字幕翻訳、新薬の認可期間の長さといった現在の問題まで、幅広く、内容的にも高度であり、日本人の私にも改めて日本を知る機会となったのは期待以上だった。
 ユーモアも交えたプレゼンテーションや質疑応答に若者らしさを感じ、また、英語(外来語)の発音さえ皆さん見事に(?)「日本式」なのにもただ感心するばかり。さぞ熱心に集中して勉強されたことと、学生そして指導の先生方の努力に敬意を表したい。卒業生は既に1,500名を超え、世界中で活躍している由で、会場には卒業生の著書も多数展示されていた。ここで学んだ知識を活かして、ぜひ将来の日本との架け橋になって欲しいと感じた。
 上記の他に私が伺った発表の題名を紹介させていただく。
・仏教の図像と社会運動、・高橋由一の作品と彼の螺旋展画閣、・日本の対中政策、・在日韓国、朝鮮人に関わる人種差別と同化、・長寿の秘訣:沖縄からの教え、・山梨ワイン産業、・ビジネスにウェブを活用する、・戦後の「混血児問題」