Thursday, March 29, 2012

鎌倉の花に感動のウィーンから来た夫妻

[日時] 3月29日(木)9:30~17:30
[案内場所] 鶴岡八幡宮、高徳院、長谷寺、光則寺、円覚寺、東慶寺
[ゲスト] オーストリア人ご夫妻 
[使用言語] ドイツ語 
[KSGG会員] 1名

 寒さによる開花遅れが気懸りのまま、当日朝を迎える。ここ暫くぶりの青空が鎌倉に広がり、見物日和にお互い喜んだが、八幡宮、高徳院、長谷寺の桜の開花状況はやはり20~30%。それでも、花の撮影が趣味の夫人は、桜のみならず、残りの梅、水仙、コブシなど東洋の季節の花々へデジカメを接写し続けた。
 午後、禅の雰囲気にひたった円覚寺を辞した頃、すでに弥生の陽は傾きだしていた。最後の訪問は東慶寺。厳格な男性上位の中世、女性から申出る“離婚特区”だった寺の歴史に、夫君は関心を抱いたが、夫人の方は、午後からの気温上昇に、境内の桜並木が一段と開花を高めた結果、ピンクが残光に浮立つこの日最高の花風景に、夫人のフォーカスは一気に盛上りをみせた。
翌30日午後、都内の明治神宮では1組の国際結婚が取り行われた。新婦はアフリカのコンゴ民主共和国首都キンシャサの日本大使館勤務の女性職員、新郎は国連難民事務所(UNHCR)勤務のオーストリア人男性、二人はアフリカの地で知合い、この日、新婦の国の首都において、二人とも和装に身を包み、めでたく愛の成就を迎えた。
 そう、前日、私が案内したウィーンの夫妻こそ、新郎の両親であり、義父母に古都鎌倉の桜を堪能させようと、挙式を弥生に設定し、KSGGに案内を申込んできた新婦の優しい心遣いに、鎌倉の花は充分に応えてくれたものと思う。