[日時]9月30日(金)10:00~12:00
[場所]サンモール・インターナショナル・スクール 教室
[ゲスト]20名(米国4、フランス4、ブラジル2、英国、スペイン、ロシア、ルーマニア、チェコ、タイ、豪、日本3)
[KSGG会員]10名
[使用言語]英語
同校の父母を対象に日本の政治システムと経済の概要を紹介する本レクチャーも3回目を迎えた。今年の特徴は、昨年と同様に男性(1名)と日本人が参加されたこと。そして小さな赤ちゃんも!
時事英語研究会メンバー3名がパワーポイントを活用し、第1部「日本の政治システム概要」、第2部「日本の経済・社会の現状(日本経済の概要/財政赤字の拡大/経常収支の悪化/消費の低迷/経済政策/少子高齢化/女性の社会進出)」に分けてプレゼンテーションを行った。
政治・経済・社会という「堅い」テーマを、それも日本に馴染みの薄い方達にいかに分かり易く興味を呼ぶものとするか腐心したが、ビジュアル化とプレゼンターそれぞれの個性を生かした軽妙かつ説得力のある解説に、和やかな雰囲気ながらも教室一杯の参加者は驚くほど熱心に耳を傾けていた。
プレゼンに続くQ&Aではお母さん方の関心の高い「少子高齢化」や「女性の社会進出」を中心に質問が出された。中には参加者同士でそれぞれの国の状況を紹介し合う場面もあり、国による違いをお互いに認識し合う場ともなったようだ。プレゼンター以外のKSGG会員からも積極的な発言があり、大いに盛り上がった。
★(第2部・前半「日本経済の現状」を担当して)
経済と言う、多くの主婦の方には縁遠いテーマなので、どのように皆さんの注意力を25分間そらさずに聞いてもらえるかのテクニックについて事前に時間を使った。
本校における講演は初めてであり、どのような質問がでるのかに関心があったが、出席者の殆どが30~40才位の主婦のため、興味の中心は、当然のことながら、子育てに関した保育所を始めとする支援問題や女性の産前、産後の地位保全、経済的支援、物理的支援及びそれに関連した就労制度等にあったようだ。
非常に感銘をうけたのは、ルーマニアやチェコなど東欧諸国の国の制度がとても整備されていて、子育ての面では、女性の保護や支援や職場復帰制度が日本以上にしっかりしていることだった。全体に女性の力を感じたレクチャーであった。
★(第2部・後半「少子高齢化/女性の社会進出」を担当して)
過去2回に比べお母さん方が一段と若い世代になり明るく華やいだ雰囲気で何やら楽しそう、しかしひとたびレクチャーが始まるとメモを取りながら聞き入り大学の聴講生と見間違えるほどであった。私の2つのテーマに対してもそれぞれ離れてきた自国の実情と比べ、またはご自分の子育て体験を思い起こされながらだと思うが、皆さん背筋を伸ばし大きな目を見開きながら聞いていただいた。その真剣な心意気が私にも伝わり嬉しかった。
来日間もないお母さんから日本の生活に少し馴染んできたお母さんまで様々だったようだが正しく日本を知っていただく一助になれたなら大変嬉しく思う。それと同時に私自身がこの2つのテーマをできるだけ正しく把握しそれを若いお母さん方に関心を持って聞いてもらえる工夫をしながらしかも時間内に英語で話すという事、これらは私にとって大きな学習であった。
