Sunday, October 30, 2016

HIDA・TKC研修生日本文化紹介イベント活動報告

[日時]10月30日(日)13:00~16:00 
[プログラム]生け花、折り紙、日本の歌、ゲーム 
[会場]HIDA東京研修センター(TKC)講堂および教室
[ゲスト]29名:インドネシア介護福祉士候補者27名、および一般研修生2名(インドネシア1名、フィリピン1名)
[会員]20名
[外部協力者]2名

 今回が初めてとなるHIDA・TKC研修生を対象とした日本文化紹介のイベントを実施した。KSGG会員20名、会員の友人2名のご協力と、HIDA・TKC職員のお力添えを得て、イベントを無事に遂行することができた。午後1時から4時まで、途中20分間ほどの休憩をはさんで、3時間ぶっ通しのプログラムとなった。研修生達は、ボランティア会員の熱心な指導を受けて、各プログラムに真面目に取り組んでおり、喜んでもらえた。12月から各地の介護施設で利用者のお世話をするに当り、本日の日本文化体験が必ずや役に立つことと思う。
 
★生け花:会員2名、外部協力者2名
研修生20名を10名ずつ二回に分けて教えた。研修生は盛り花又は自由花の「生け花」を初めて経験した。研修生には英語より日本語の方が良いとのことで、生け花の歴史を生け花の絵を見せながらごく短く話し、盛り花の基礎を少し説明して生けることにした。あかめやなぎ、菊(黄)、子菊、紅葉したヒぺリカムの日本の秋の花や枝を手に取って、花鋏で切って剣山にというのは、初めての経験だそうだ。自由花もニューサイラン、カーネーション(赤)、秋のりんどうのきれいな色、カスミソウとこれも人気があった。難しいが、日本の美しい花を手に取り、よく見て、生ける経験をしてもらうことに専念した。研修生もきれいな花ねと言いながら熱心に生けていた。これから日本に住むための良い経験になると思う。初心者なのに良い出来栄えであった。今日はラッキーで、自分の生けた花を自分の部屋まで持ち運んでも良いとのこと、研修生に歓声が湧いた。

 
★折り紙:会員7名
今回は3種類の鶴の折り方の指導でした。研修生たちは数名ずつ分かれて来たので、丁寧に指導できました。まず、折り鶴について説明をしながら基本の鶴を教えました。皆、意欲的で、2回目には一人で折れるようになる研修生もいました。羽ばたく鶴は、ぱたぱたして遊べるので、真剣に折っていた緊張から解放され、笑顔になりました。扇鶴は、難しいにもかかわらず、両面折り紙の美しさからサンプルを見て折りたいという研修生が多くいました。やはり、きれいなものは興味を持たせるきっかけになると感じました。最後に赤金の上質な折り紙で、修了書代わりに扇鶴を折りました。この鶴が研修生たちのお守りになればと思いました。その後は、桜の花びらと魚を折り、名前を書いてもらい、ボードに貼付けました。たくさんの桜が咲き、魚が元気に泳ぎました。今後の研修生たちの活躍をお祈りします。


★日本の歌:会員8名
前半は10名ほどの研修生が参加。四季に関係ある歌と懐メロを歌った。“茶摘み”では、二人一組になり互いに手の平を叩きあいながら歌った。最初はゆっくり、徐々にテンポを上げた。面白さを感じたのか、研修生はエキサイトして、笑いも入り楽しんでくれた。“ソーラン節”での掛け声を面白がっていた。“今日の日はさよなら” では互いに肩を組みながら歌った。後半は15人名ほどの研修生が参加。座席は互いの顔が見えて、親近感が持てるように円陣に並べた。趣向を変えて、“紅葉”および“蛙の合唱”では二輪唱、三輪唱で歌った。和音も感じられ楽しんでくれた。“茶摘み”は手を叩きながら、“今日の日はさよなら”も立って肩をくみ、円陣で歌った。奉仕会員も研修生と一緒に楽しみました。研修生にとって、今日の歌の経験が介護施設で生かされることを期待します。


★ゲーム:会員3名
ゲームコーナーでは、日本の伝統の遊びを中心に、けん玉、だるま落とし、あやとり、お手玉、福笑い、ルービックキューブ、などを楽しんだ。ゲストは、ほとんどがインドネシア人であったため、日本語とインドネシア語で説明を行った。我々自身、何年もやっていない遊びもあり、記憶をたどりながら、教えると言うよりゲストの皆さんと一緒に楽しむ、という感じであった。初めての体験でありながら、あっという間に我々の技を越えて、けん玉のいろいろな技に挑戦する男性、まるでジャグラーのようにお手玉を扱う男性、インドネシアにも“あやとり”があると言って珍しい作品を作ってくれた女性などが印象に残った。皆さん日本の遊びに大いに盛り上がり、12月から介護の現場に出る前に、あと1か月となった東京研修センター(TKC)での日々をいろどる良い思い出になったと思われる。